東北の手仕事展3
2011 11月, 10
東北の手仕事展、ぶどうかご、こぎん刺しとご紹介してきましたが、
今日は川連(かわつら)漆器をご紹介します。
川連漆器は約800年前に、刀の鞘や弓、鎧など、
武具の漆塗りから始まったと言われています。
川連漆器は「柿渋汁」「生漆」を直接塗る「地塗り」を数回繰り返す、
「堅地仕上げ」という技法が使われており、非常に丈夫で普段使いに適しています。
その堅牢さは、「孫の代までもつ」とも言われています。
黒と朱で夫婦椀にもいかがでしょうか。
漆器にはプラスチックにはもちろん、磁器や陶器にも無い、
ほっこりとした温かさがあります。
お正月のお雑煮にもいいかもしれませんね。