東北の手仕事展2
2011 11月, 7
5日より始まりました、東北の手仕事展。
今日はこぎん刺し、菱刺しをご紹介しましょう。
こぎん刺し、菱刺しが生まれた藩制時代。
当時の農民は仕事着、普段着に木綿を着ることを許されませんでした。
しかし東北の寒い冬を麻布の服では乗り切ることができません。
そこで目の粗い麻布を麻糸で刺し隙間を埋めていったのが始まりです。
やがて木綿糸が手に入りやすくなると紺麻布に白い木綿糸で刺繍が行われるようになり、
農家の女性達の美意識と工夫で、より美しい模様が生まれるようになりました。
この目の細かさをご覧ください。
写真はこぎん刺しです。
目を奇数で拾っていくのものがこぎん刺し。
偶数で拾っていくものが菱刺しと呼ばれています。
こぎん刺し、菱刺しのポーチもたくさんご用意してございます。
中にはこんな大物も。
この美しさ是非手にとってご覧ください。
この他にも東北の珍しい手仕事を集めてお待ちしております。