遊牧民の手仕事 キリム・ギャッベ展
2019 1月, 18
穏やかなお正月とともに 一月ももう半分が過ぎようとしています。
年始のご挨拶が大変遅くなりましたが
どうぞ本年も宜しくご愛顧のほど
お願い申し上げます。
さて 今年初めの展示会は 遊牧民の手仕事であるキリムそしてギャッベをご紹介させていただきます。
キリム(平織りの敷物)は女性たちが幼い頃から
母親からのその技と知恵を伝承され 織り続けてきたものです。
遊牧民にとっては必需品であるキリムはその実用性だけでなくテントの中での生活にも彩りを添えてきたことでしょう。
今回のキリムは オールドと呼ばれる古いものを中心に 小さなテーブルセンターサイズのものから居間や玄関などにも敷いて頂けるサイズのものを
豊富に取り揃えています。
また ギャッベと呼ばれる毛足の長い絨毯もまた
昔から織り続けられてきている敷物です。
ふかふかでラフに織られたギャッベは暖かく 山岳地帯や砂漠など過酷な自然を旅する遊牧民にとって移動に便利な敷物や夜具として
また時には家畜を保護するカバーも果たすそうです。
織り手である女性たちが人や動物 草花などをモチーフに イメージを膨らませながら即興で織り上げていくため
どれ一つとして同じものはありません。
ぜひご覧下さり
運命の出会いがありますように!